長崎居留地LOVERS
長田里菜さん
活水女子大学 学生。学友自治会会長、学園祭の実行委員なども務める。諫早市の高校を卒業後、長崎へ。大学に通ううちに居留地に興味を持ち始め、特に東山手の洋館がお気に入り。
オランダ坂を上り下りする通学路
レトロなドレスに身を包めば、遠い昔がすぐそばに
歴史と物語を肌で感じられる居留地には、
豊かな学びと楽しみ、おだやかな時間があふれている
あのオランダ坂を毎日通るんだな、って
活水女子大学に入ることが決まって、校舎も可愛くてステキだなぁって思ったんですけど、ポスターとかCMにも出てくる、あの有名なオランダ坂を毎日通るんだ、っていうのがうれしかったですね。活水の建物もそうですけど、居留地には絵になるところがたくさんありますよね。異国情緒あふれるスポットも多く、そこに観光客が集まって賑やかなのもいいですね。歴史については、まだあんまり詳しくないんですけど、居留地は洋館も多く残っていて、坂道と洋館の風景が特に好きです。歩きながらきれいな風景に出会うと、思わずスマホで写真を撮ってしまいます。
大学では、地域や文化のマネジメントを学んでいます。その面でも、居留地はとてもいいテーマであり、生きたフィールドなんです。大学のすぐ近くにある東山手甲十三番館なんて、まさに歴史ある洋館を、現在の観光に活かしている好例ですよね。それも、堅苦しいものじゃなくて、コーヒー飲んでくつろいだり、レトロなドレスが着られたり、若い人にも喜ばれる場所になっていて。私も体験しましたけど、その時代の人になれたような気分で、とっても楽しかったです。
旧居留地には洋館だけじゃなくて、おしゃれなカフェや雑貨店などもできているし、私自身がもっといろんな発見をして、たくさんの人たちに魅力を発信していきたいです。
時間を旅しながら過ごすひととき
歴史ある建物って、時間がゆっくり過ぎていくっていうか、のんびりできる気がします。そのうえ外国の雰囲気が感じられて、いろんな国を旅してるような気分になります。洋館のベンチで本を読んでいると、時間が経つのを忘れてしまいます。
レトロなドレスで写真撮影も!
ここは最初、授業で訪れたのですが、和洋折衷の建築について興味深い話を聞いて、とても印象に残りました。また、レトロなドレスを着て写真撮ったりできるんですよ。みなさんもぜひ体験してみてください!
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このハート型の生け垣、すてきでしょ! 東山手甲十三番館の入口前にあるんです。活水の学生の間でも密かな人気スポット。まだ、あまり知られてませんが、インスタ映えするし、若い人はきっと、こういうの好きだと思います。