長崎の魅力を深掘りするイベントが、都内で開催されました。当日は、東京神谷町の「オレンジブレイナリー」に、およそ50人の長崎出身者や長崎好きなどたくさんのLOVERSが大集合!ゲストは、長崎出身のアーティスト・ホリエアツシさん(ストレイテナー)、放送作家・脚本家の小山薫堂さん、長崎のまち歩きに詳しい山口広助さん。司会は長崎生まれのアナウンサー 高樹千佳子さん。
オープニング
2018年3月9日、19時。白を基調としたカフェが併設されたイベントスペース「オレンジブレイナリー」は熱気に包まれていました。都内から、長崎から駆けつけてくれた長崎LOVERS達で埋め尽くされていたからです。会場は長崎LOVERSのグッズが丁寧に飾り付けられていてテンションも上がります。19時半。ナビゲーターの高樹千佳子さん。そして小山薫堂さんが登場です。長崎に行くたび「ちゃんぽんか、皿うどんか」と迷ってしまうという小山さんのオススメのお店「寿々屋」の話を皮切りに、長崎のグルメトークで盛り上がりました。
ステージ上にはストレイテナーのホリエアツシさんが登場。ナカヤマシンペイさんと、ふるさと長崎でLOVERSを巡る旅の振り返り。
イベント前の3月2日。ホリエアツシさんと、同じく長崎出身のストレイテナーメンバーのナカヤマシンペイさんが長崎で「長崎〇〇LOVERS」を巡るロケを行いました。
まずは、お二人がスキだという“港”が見える出島ワーフからロケ開始。そこから、路面電車に乗って移動。どちらも船の汽笛や、ベルなど音を聞けば長崎市民ならピンとくるスポットからロケをスタートしました。
さらに、長崎 寺町LOVERSの高浪さん(たてまつる)、長崎 龍馬 LOVERSの川村さん(洋食屋 つる茶ん)、長崎 教会 LOVESの河村さん(地元 編集事務所編集長)の3名に会いインタビュー。
旅の最後には、手作りの美しいご祝儀袋などがずらりと並ぶ、ナカヤマさんのご実家「中山美六堂」へも立ち寄りました。「住んでいた頃は当たり前すぎて気がつかなかった長崎」に改めて出会えたと、ホリエさんが里帰り事前ロケを振り返りました。
長崎のディープスポットベスト3発表!長崎の“和・華・蘭”の文化を語る山口広助さん登場
一度ホリエさんはステージを降り、ここで長崎街歩きの達人、山口広助さんが登場。「長崎は様々な文化が入り混じっており和・華・蘭と大きく3つに分けられますが、そのうちの“蘭”=オランダと思われがちなのですが、実はオランダだけを指すのではなく、当時西洋人の違いがわからなかったためにそう呼ばれているのだそうです。」と、冒頭から「へ〜」と声が聞こえてくる情報からスタート。
この時期梅の花が美しく不思議な由来のある「梅園身代わり天満宮」、「“本当の”オランダ坂」等々、今回は特に山口さんが伝えたい長崎の“和”の文化をランキング方式で掘り下げ、ディープな長崎の魅力を教えていただきました。
長崎のまち歩きの達人 山口広助が紹介! ガイドブックに載っていない長崎のいいトコ ベスト3! 1、梅園身代り天満宮 2、寺町の墓域 3、日見峠 |
「あなたは何LOVERS?」参加者の皆さんとディスカッションタイム
会場の皆さんにも長崎の“スキ”を教えていただきました。
ちゃんぽん、皿うどん、坂道、長崎のバンド、ちゃんぽんin東京、くんち、ランタン、トルコライスなどこの会場に集まった数だけでも、沢山の長崎の魅力があることに気づきました。まさに「人の数だけLOVERSがある。」ですね。
長崎をイメージした曲「Ever green」。ホリエアツシさんアコースティックライブ
イベントの締めは、ホリエアツシさんのアコースティックライブで締めました。「曲を作っているうちに、気がついたら長崎の曲になっていた」というEver Greenをアコースティク版でホリエさんに演奏していただきました。
それぞれが長崎の情景に思いを馳せながら、会場全体がホリエさんの歌声に包み込まれうっとりとした気持ちでイベントは幕を閉じました。
イベント終了後、長崎スイーツLOVERS代表の「スイーツ王子」こと鈴木貴之さんセレクション、長崎県内の直営店でしか手に入らない期間限定の「いちごカステラ巻き」(文明堂総本店)や、キリシタンの里・長崎市外海地区で生まれたとされる果実「ゆうこう」を使った「外海ゆうこうクルス」(小浜食糧)などのスイーツが振る舞われ、参加者の皆さんは最後まで冷めやらぬ長崎愛を語り合っていました。
なお、イベントのこの様子は関東近郊1都3県のラジオで放送されました。ラジオ内では、長崎ゆかりのアノ3人からもLOVERS宣言が!?
→http://www.j-wave.co.jp/original/jwaveplus/j-wave_selection/